2011年3月18日金曜日

安否が取れた。

佐野で生活をしていた家族が宮城県女川町に引越し
良く秋刀魚を箱ごと送ってくれていた友人がいた。
以前、佐野で交通事故に合い、右腕をそっくり失ってしまったが、
常に前向きで左手で何でもこなしてしまうほど頑張っていて
奥さんもそれを心から応援していて、
凄く尊敬している友人です。

その友人が住む女川地区は今回の地震でほとんど壊滅状態になって
唯一の連絡道路も寸断され、安否確認も何の情報もほとんど入って来なく
ずっと心配していたのですが、
昨夜、奥さんの妹から連絡が入り、
報道関係者の方から「無事」の知らせを受けたようです。
家族全員無事の様子でした。
まだ直接は連絡が取れてはいないのですが、
とにかく生きている事は確かなようで、
本当によかった。

知り合いは無事でしたが、現地では沢山の方が亡くなったり、
悲しいけれど、今を生きなければならなく、
避難生活されてる方は苦痛な思いをしていると思います。

移動するにもガソリンが無く、暖房の灯油すら底を尽きたと
しきりに報道されている状況を想像するといたたまれません。

我々は自分の生活をもっと豊かにしたいが為に、
必要以上に食料を買い込み、常に我先にガソリンを入れ、
人よりも楽な生活をしようと必死に走り回っている様な気がします。

被災地はもっともっと想像を遥かに絶する状況になっているのに、
頭では分かっていても、今の生活を維持しようとする欲が
どこかにあるのかも知れません。

今、ここでやるべきことは、平常心と少しの我慢だと思います。
車で行かなくても済む用事は自転車で行動したり、
必要以上に買い物をしたりせず、譲り合う心を多くの
人が実行すれば、平常になて来ると思います。
我先にの精神を抑え日々の行動をするべきだと思います。

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